詐欺被害相談ダイヤル一覧|188・#9110・法テラス・金融庁・IPAの違いと使い分け【2026年版】

詐欺被害に遭ったとき、「どこに電話すればいいのか」と戸惑う方は少なくありません。この記事では、今すぐ使える5大相談ダイヤルを番号一覧で紹介するとともに、それぞれの窓口の違いと使い分け方を徹底解説します。

今すぐ電話できる相談番号(2026年版)

  • 188(消費者ホットライン):まず何でもここへ
  • #9110(警察相談専用):被害届・犯人逮捕を求めたい場合
  • 0570-078374(法テラス):弁護士費用が不安な場合
  • 0570-016811(金融庁):投資・金融詐欺専用
  • 0120-169-433(IPA):ネット・サイバー詐欺専用

※緊急かつ今まさに被害が進行中の場合は110番

5大相談窓口の違いを一覧で比較

詐欺被害の相談窓口は複数あり、目的によって使い分けることが重要です。下記の比較表で最適な窓口を確認してください。

窓口名番号費用主な対応内容こんな人に向いている
消費者ホットライン188相談無料(通話料あり)最寄りの消費生活センターに転送。悪質商法・通販トラブル全般「どこに相談すべきか分からない」ときの入り口
警察相談専用電話#9110通話料あり(無料ではない)被害届・告訴状の受付、犯人逮捕・捜査犯人を刑事告訴したい、詐欺罪として立件を求めたい
法テラス(日本司法支援センター)0570-078374情報提供無料。審査によっては弁護士費用立替制度あり法律問題の相談先・弁護士紹介、被害金返還交渉のサポート「弁護士に頼みたいが費用が心配」という人
金融庁 金融サービス利用者相談室0570-016811相談無料投資詐欺・無登録業者・金融商品トラブルの通報・相談投資詐欺・FX詐欺・未登録業者への被害
IPA 情報セキュリティ安心相談窓口0120-169-433無料フィッシング・サポート詐欺・ランサムウェア・ネット詐欺インターネット経由の詐欺・ウイルス感染の相談

窓口ごとの詳細と使い方

188(消費者ホットライン):迷ったらまずここへ

「188(いやや!)」は消費者庁が設置した相談窓口です。電話すると郵便番号をもとに最寄りの消費生活センターへ自動で転送されます。悪質商法・通信販売トラブル・マルチ商法・不当請求など幅広い詐欺被害に対応しており、「どの窓口に相談すべきか分からない」ときの入り口として最適です。

受付時間:窓口によって異なりますが、多くは平日9〜17時。一部の消費生活センターは夜間・土日も対応しています。
注意点:相談自体は無料ですが、接続後の通話料は自己負担です。IP電話・プリペイド携帯からは直接最寄りのセンターへ連絡してください。

#9110(警察相談専用電話):刑事事件として動かしたい場合

警察庁が設置する相談専用ダイヤルで、各都道府県の警察本部につながります。指導・助言・警告のほか、被害届の受付・捜査につなげることができます。110番は「今まさに事件・事故が起きている」緊急専用ですので、詐欺の事後相談には#9110が適切です。

受付時間:都道府県によって異なります(多くは平日8:30〜17:15。24時間対応の地域もあります)。
注意点:民事上のトラブルと判断されたり、証拠が不十分な場合は捜査が進まないことがあります。相談前に証拠の整理が重要です(後述)。

0570-078374(法テラス):弁護士に依頼して取り返したい場合

国が設立した公的機関で、法律問題の情報提供と弁護士・司法書士への橋渡しを行います。経済的に余裕のない方向けに「審査なし無料相談制度」や「弁護士費用の立替制度(民事法律扶助)」もあります。詐欺被害金の回収・損害賠償請求など、民事的解決を求める場合は法テラスを通じて弁護士に相談するのが近道です。

受付時間:平日9〜21時、土曜9〜17時(犯罪被害者支援ダイヤル:0120-079714)
注意点:「法テラス」の名を騙った架空請求詐欺も存在します。法テラスが金銭を要求することは一切ありません。

0570-016811(金融庁):投資詐欺・無登録業者の被害

金融庁の「金融サービス利用者相談室」は、投資詐欺・FX詐欺・仮想通貨詐欺・無登録業者など金融分野に特化した相談窓口です。相談内容は情報として蓄積され、無登録業者への行政処分や警告につながることもあります。また「振り込め詐欺救済法」に基づく口座凍結の申し出も、この窓口が起点になります。

→ 詳しくは当サイトの仮想通貨詐欺とは?ロマンス詐欺とは?もあわせてご参照ください。

0120-169-433(IPA):ネット・サイバー犯罪の被害

情報処理推進機構(IPA)の「情報セキュリティ安心相談窓口」は、フィッシング詐欺・サポート詐欺・ランサムウェア感染・不正アクセスなどインターネット経由の被害専用窓口です。通話料無料で利用でき、技術的な対処法や被害の記録方法についてもアドバイスが受けられます。

なりすまし詐欺とは?ランサムウェアとは?も参考にしてください。

被害の種類別:おすすめの相談先

被害の種類最初に電話する窓口次に相談する窓口
ロマンス詐欺・SNS型投資詐欺金融庁 0570-016811法テラス 0570-078374(返金交渉)
仮想通貨詐欺・FX詐欺金融庁 0570-016811#9110(被害届)
フィッシング・サポート詐欺IPA 0120-169-433#9110(被害届)
訪問販売・通信販売のトラブル消費者ホットライン 188法テラス(クーリングオフ等)
SNS個人間融資詐欺#9110(警察)法テラス(民事交渉)
闇バイト被害・受け子・出し子への加担#9110 または法テラス弁護士(刑事弁護)

相談前に準備すべき5つのこと

どの窓口に連絡するにしても、事前準備が相談の質を大きく左右します。以下の5点を整理してから電話することで、担当者が適切な対応をとりやすくなります。

  1. 契約書・領収書・振込明細を手元に用意する
    被害金額・振込日時・振込先口座番号を確認できる書類を集めてください。
  2. 相手方の情報を整理する
    氏名(名乗った名前でも可)・連絡先・口座情報・会社名など。
  3. やりとりの記録を保存する
    メール・SMS・LINEのトーク履歴・SNSのプロフィールページなどのスクリーンショット。
  4. 被害金額と被害日時を確認する
    いつ、いくら支払ったのかを時系列で整理しておきましょう。
  5. 相手への連絡・追加送金は絶対に止める
    「取り戻せる」と言われても、追加送金は二次被害につながります。相談前に連絡を断ちましょう。

よくある質問(FAQ)

Q. 警察に相談したら逮捕してもらえますか?

A. 刑事告訴が受理されれば捜査が行われますが、逮捕が即返金につながるわけではありません。被害金の回収には民事上の手続き(損害賠償請求・口座凍結等)が別途必要です。刑事と民事の両面から対応するには弁護士への依頼も検討してください。

Q. 188に電話すると費用はかかりますか?

A. 相談自体は無料ですが、接続後の通話料は利用者負担です。ナビダイヤルの通話料が別途かかる場合があり、携帯会社の定額プランでもカバーされないことがあります。料金が心配な場合は最寄りの消費生活センターへ直接電話する方がお得な場合もあります。

Q. 匿名で相談できますか?

A. #9110(警察)は場合によって匿名相談が可能です。消費者ホットライン188も秘密厳守で対応しています。ただし、被害届の提出や弁護士への依頼には身分証明が必要になります。

Q. 相談したら犯人に知られませんか?

A. 相談の事実が相手方に伝わることはありません。ただし、被害届受理後の捜査の過程で相手方に照会が入ることはあります。詳細は担当窓口に確認してください。

まとめ:状況に合わせた窓口選びが解決への近道

詐欺被害の相談窓口はひとつではありません。「何を求めるか」によって最適な窓口が異なります。

  • まず何でもよいから相談したい → 188
  • 犯人を捕まえたい → #9110
  • お金を取り戻したい・弁護士に頼みたい → 法テラス 0570-078374
  • 投資・金融詐欺の被害 → 金融庁 0570-016811
  • ネット詐欺・サイバー被害 → IPA 0120-169-433

被害が発覚したら、まず証拠を保全してすぐに相談することが大切です。時間の経過とともに口座残高の移動や証拠の消滅が起き、回収が困難になります。

投資と詐欺編集部
投資と詐欺編集部
「投資と詐欺」編集部です。かつては一部の富裕層や専門家だけが行う特別な活動だった投資ですが、今では一般の消費者にも未来の自分の生活を守るためにチャレンジしなくてはいけない必須科目になりました。「投資は自己責任」とよく言われるのですが、人を騙す詐欺事件は後を絶ちません。消費者が身を守りながら将来の生活に備えるための情報発信を行なっていきます。

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