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    だまされるな!「なりすまし詐欺」が横行!犯人はホリエモンやひろゆきを詐称

    仙台市に住む50代の女性が、実在する有名人「ホリエモン」(堀江貴文氏)と「ひろゆき」(西村博之氏)を装った詐欺師によって、総額約3000万円を詐取されるという事件が発生したことが話題になっています。被害者女性は、2023年12月上旬にインターネット上のFX投資広告をきっかけに偽の投資グループに誘い込まれ、LINEのグループに加入。言葉巧みに偽の投資アプリをインストールさせられ、アプリを通じて12回にわたって2000万円以上の資金を投入。FX投資を行いました。2024年1月に資金を引き出そうとした際に、高額な違約金を要求され、資金を引き出せない状態に陥ったとのことです。

    違約金の話は寝耳に水だったため、不信感をいだいた女性でしたが、今度はホリエモンを名乗る人物の投資勧誘をSNSで見かけ、信用してしまいます。800万円以上の金額を投下してしまうのですが、またも資金を引き出そうとすると、高額な違約金を請求されてしまいます。

    2024年2月に被害者女性が警察に被害を訴えてことでこの事件が発覚しました。このような詐欺は、有名人を装って信頼を得ようとする「なりすまし詐欺」の一形態です。インターネットを利用した投資詐欺は、特に警戒が必要です。投資を持ちかける人物が実在の有名人であるかのように見せかけることで、被害者を騙す手法が使われています。

    通常では想像もできないような儲け話は確かに実在しますし、成功する人も数多くいることでしょう。しかしその裏には大きなリスクや再現性が難しい難易度の高さもまた存在します。手取り足取り、成功ノウハウを伝えるというセミナーは非常に魅力的ですが、こうした詐欺のリスクは少なくありません。

    この事件に関しては、特殊詐欺事件として警察が捜査を進めているとのことです。被害者が愚かだったと後付けでいう人もいるかもしれませんが、詐欺師は非常に巧妙な手口で被害者をだまします。多くの人が被害にあう可能性があることを忘れてはいけません。

    騙されたくない場合は、投資しないことしか身を守る手段はありませんが、何もしなければ資産を増やすことはできません。騙されるリスクも背負ってチャレンジしたい場合は、損をしても痛くない金額までにしておくことが重要です。

    投資と詐欺編集部
    投資と詐欺編集部
    「投資と詐欺」編集部です。かつては一部の富裕層や専門家だけが行う特別な活動だった投資ですが、今では一般の消費者にも未来の自分の生活を守るためにチャレンジしなくてはいけない必須科目になりました。「投資は自己責任」とよく言われるのですが、人を騙す詐欺事件は後を絶ちません。消費者が身を守りながら将来の生活に備えるための情報発信を行なっていきます。

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