この記事でわかること
- 金地金・金貨・金ETFを悪用した詐欺の代表的な3つの手口
- 詐欺業者を見分けるための登録確認・元本保証の嘘など4つのチェックポイント
- SNS・ロマンス詐欺経由の金投資詐欺の最新パターンと対処法
金地金・金貨・金ETFを悪用した投資詐欺が急増しています。「安全資産」という金のイメージにつけ込み、現物を渡さない・架空商品を販売する手口が典型です。本記事では代表的な3手口と見分け方のポイントを整理します。
目次
金詐欺の主な手口
- 地金・金地金詐欺:実体のない金地金・凑貨を「安全に保管」できると謳い、高額の保管料を徹収するまたは現物を渡さない手口。金地金の保管は認定業者のみが合法です。
- 金ETF・金関連投資詐欺:実在しない金ETFや金連動型金融商品を販売する手口。金融庁登録を必ず確認してください。
- 複数オーナー型詐欺:「同じ金地金を複数人で分所有する」と謳い、実際は単独の金地金が複数人に販売される二重譲渡型の詐欺。
見分け方のポイント
- 金地金・金貨の販売業者は関係法令の登録・許可が必要——必ず登録を確認する
- 「元本保証」「毎月分配」の金投資は存在しない
- 購入前に必ず実物の存在・保管場所を自分で確認する
- SNS・ロマンス詐欺経由の金投資詐欺は多く初期利益を見せて大金を引き出させる
関連記事
用語集
- 金地金
- 純度99.5%以上の金の延べ棒。正規取扱業者は日本金地金流通協会に登録されている。
- 金ETF
- 金価格に連動する上場投資信託。金融庁登録の証券会社経由でのみ正規購入が可能。
- 二重譲渡
- 同一の資産を複数の買主に売却する詐欺手法。金地金の複数オーナー商法で多発。
- 元本保証
- 投資元本の返還を約束すること。金投資で元本保証を謳う商品は法的に存在しない。
金詐欺を含む現物資産詐欺の全体像は金関連詐欺の用語解説ページで確認することもおすすめします。
金詐欺と合わせて知っておきたい関連手口
金と同様に現物資産の信頼感を悪用する手口として、カーボンクレジット詐欺の実態と見分け方も確認しておくと、資産型詐欺への耐性が高まります。また、金投資詐欺はSNS経由で接触されるケースが多いため、ロマンス詐欺の典型パターンを把握することで初期段階での回避が可能です。さらに無登録業者の見極めには金融庁無登録業者の確認方法が実践的に役立ちます。



