新潟県で発生した20代女性が特殊詐欺の被害に遭った事件について、2025年2月26日に報道された情報やXの投稿を基に詳細をお答えします。
目次
新潟の20代女性が被害に遭った特殊詐欺の詳細
- 発生日時: 具体的な詐欺行為の実行日は報道で明確にされていませんが、被害が確認され、2月26日に公表されました。詐欺の過程は数日~数週間にわたって行われた可能性があります。
- 被害者: 新潟県在住の20代女性(氏名や詳細な職業などは非公開)。
- 被害額: 1,346万円(高額被害として注目されています)。
- 手口:
- 発覚: 女性が不審に思い、家族や警察に相談したことで事件が明るみに出たと考えられます。
- 警察の対応: 新潟県警が捜査を開始。投資詐欺やSNSを悪用した詐欺の増加を受けて、若年層への注意喚起を強化中。
背景と特徴
- この事件は**「投資詐欺」や「副業詐欺」**の一種で、特に若年層をターゲットにしたSNSベースの詐欺が特徴です。高齢者を狙った電話詐欺とは異なり、インターネットやSNSの利用に慣れた20代~30代が標的となるケースが増加しています。
- 被害額の大きさ: 1,346万円という金額は、個人被害としては異例の高額で、詐欺グループが巧妙に心理を操作した結果と考えられます。Xでは「20代でこんな大金をどうやって用意したのか?」という驚きの声も見られました。
- 手口の新しさ: 「再生回数を増やす」という具体的なサービスを名目にしている点が特徴的で、YouTubeやTikTokなどのプラットフォームを活用した副業への関心を悪用した可能性があります。
追加情報
- Xの投稿では、この事件が2月26日に話題となり、「新潟の詐欺ヤバすぎる」「若者もターゲットになってるのか」と驚きの声が広がっています。また、「怪しい副業広告に注意」という警告も拡散されています。
- 警察庁の2025年2月の発表によると、SNSやインターネットを介した詐欺被害は2024年から急増しており、特に20代~30代の被害者が目立つとの統計があります。
youtubeの再生数を増加させるサービスとそのリスク
実はSNSのフォロワーはオンライン販売されています。同様にyoutubeの再生数やチャンネル登録者数も売買の対象になっています。こうしたSNSのフォロワーや再生数販売はSNSの運営会社からは目の敵にされており、不正な手段と目され、制裁の対象になります。多くの一般ユーザーはこうした事情をしりません。なので実際に甘い誘いで、私たちだけが知っている秘密のノウハウで、youtubeのチャンネル登録者を増やしますといわれ、実際に目の前で成果が出ると、多くの人は信じてしまいます。
これはファーミングという手法で、タイやフィリピン、インドなどのアジア諸国ではスマホを100台単位で専門の装置につなぎ、プログラム経由や手動でSNSの再生を行う農場と呼ばれる施設があります。このファームから再生数を購入したり、フォロワーを購入すると、すぐに数字に反映されるのですが、一回限りで終わってしまいます。
普通の感覚では、youtubeのチャンネル登録者数が増えると、再生やいいねやコメントも増えると考えると思います。だってファンになってくれたんでしょう?もっとみたいと思ってくれたんだよね?と考えると思います。
しかし日本語の動画を全く理解していない海外の雇われバイトが仕事として登録していたり、機械が自動でチャンネル登録するだけなので、二回目はないのです。再生数を延々買い続けることになります。それで一見多くの支持を集めているように見せかけても、実際は自転車操業のように費用が発生しています。
特にyoutubeは、チャンネル登録や視聴した人の属性と同じような趣味嗜好をもった人のタイムラインに動画をおすすめし、その結果、よく視聴されたらもっと多くの同属性の人のおすすめに掲載するという方法で、興味関心を持っている人のところにコンテンツを届けようとします。これがアルゴリズムです。
このアルゴリズムによると、ファームで自動的に再生している人や、ボットが自動で行動しているアカウントのような対象のおすすめに動画を掲載し、そこで支持をえられなければ、おすすめからどんどん除外していくことになります。チャンネルが終わるといわれるのはこうしたおすすめ欄からの流入が減っていくことを指します。
なので、短期的には流入が増えても、決してチャンネル登録者を買ってはいけないのです。