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    飛び交う怒号、、、悪質業者に騙された被害者の悲痛なアドバイス。「レントロールとか金銭消費貸借契約の意味が分からない人は不動産投資はしないで」

    悪質不動産業者の怒号、怒号、怒号

    冒頭にまず悪質な、業者の音声をご紹介します。怒号が飛び交う、とてもひどい内容です。再生時には音量にご注意ください。

    この動画はガルスTVという被害者の方々が中心となって作成されているYoutubeチャンネルに掲載されている「アルヒフラット35被害弁護団記者会見」の動画です。まずはこちらをご覧ください。
    ※動画は全体で33分40秒ですが該当の音声は2分32秒から4分13秒までとなります。

    AF35被害弁護団の記者会見から「不動産業者と弁護士のやり取り」をご紹介しています。

    この驚くべき電話のやり取りに至った経緯を簡単に説明すると、

    1:不動産物件を買う際に、家賃保証がついているから安心と説明を受けた。
    2:家賃保証はついていたが、物件で修繕が必要だから見積もると連絡があった
    3:見積もりが来ないので、督促したが対応されなかった
    4:家賃保証分の振り込みがなくなった
    5:問い合わせたら、物件修繕のお金が振り込まれていないためだと説明された
    6:見積もりももらっていないと抗議したら、態度が豹変し、怒鳴り始めた
    7:弁護士に相談したら、弁護士にも連日怒号交じりの電話をかけてきた

    冒頭のYoutube動画は「7の段階での音声」となります。しかもこの不動産業者は、投資用物件の融資に、住宅用のフラット35という融資を利用するように誘導しました。フラット35は自分が住むための住宅を購入するための制度で、実際に住んでいない場合、融資額を即時返済しなければいけないことになります。その説明は一切なかったということです。

    この音声の主は反社会的な勢力か、、というほど執拗にどなり散らしています。何を言っているかわかりませんが、とにかく怖い、という印象です。驚くべきことにこの人物は不動産会社の経営者で、大手のメディアで『不動産業界の闇を暴く』というコラムを連載する一方で、悪質不動産業者とたたかう相談を受け付けていたそうです。問題点がいろいろありすぎて、途方に暮れてしまうのですが、消費者を食い物にする詐欺師はこうして何重にも利益を得るための罠を張り巡らせ、時には暴力的に威嚇してくるということは理解できました。

    詐欺師たちの餌食になったサラリーマンの不動産投資

    スルガ銀行事件のように、大手地銀が大手を振るって融資を行っていたサラリーマン向け不動産ローンの中には、悪質な不動産業者によって値段を釣り上げられたものが多数存在しました。

    その多くは不自然な物件価格であるにもかかわらず、回収の見込みも検討されないまま、営業からの圧力にまけた審査部門は、言われるがままに審査を通していました。「銀行融資が付くしっかりした物件です」と騙されたサラリーマンたちは、年収や預金額を詐称するように指示を受け、夜のファミレスで契約書に判子を押し被害に遭いました。中には記入欄の意味を説明することなく数字を指示された被害者も多いとのことで、「言われたとおりに何十枚も書類に記入しました。何を書いたかはわかっていません」という被害者も少なくありませんでした。

    同じような仕組みで、住宅ローンフラット35を悪用した投資物件の購入を勧められた被害者も多数存在します。「年金はあてにならない。今後は企業に定年まで勤められるかどうかわからない。」「投資は自分で将来を守るために行うべき。」「優れたスキルや努力をしなくても、ローンを組んで年金代わりに持っておくほうがよい!」・・・と言っていることはまっとうに聞こえますが、資格もなく不動産の仲介を行うブローカーと不動産業者にだまされてフラット35を契約してしまう被害者が多発しています。被害者の手元には実際の物件の資料や不動産売買の契約書さえ手元にないケースもありました。仲介者が保管する、といって手渡さなかったのです。

    「融資に通りやすいから、自分が住むと答えてね」と気軽に一言いわれ、優れた裏技を教えてもらったと思ってその通りに答えてしまう人が多数出現したわけです。
    中にはマンションの売買契約時はフラット35を利用することを全く告知されず、いざ売買契約が終わり、ローン契約の断面で初めて住宅ローンを利用することを知った方は、「契約予定のローンが投資用に使えないと思い、不動産業者に売買契約の無効を求めたが、既に売買契約締結後であり契約破棄には1000万円近くの違約金を支払わなくてはならない」と既にキャンセルもできない状況に嵌め込まれてしまっているケースも多く存在するとのことでした。

    被害者団体幹部の「わからないなら不動産は買わないで!」

    最後に、この音声を提供した被害者団体幹部が私たち投資と詐欺編集部に語ってくれた中でも印象的なコメントをご紹介します。

    「投資と詐欺編集部さんは、いろいろ勉強してなんとか詐欺にひっからないように投資をしようというスタンスだと思います。その趣旨に反してしまうかもれないですが、ぜひ伝えたいことがあります。『レントロール』とか『金銭消費貸借契約』の意味や内容をわからない人は、不動産投資をしないでください。残念ですが知識では詐欺師には勝てません。騙されないためには、手を出さない事です。私は『大きくは儲かりませんが、毎月1,2万お小遣いができます。それにもし損がでても月1万円程度です』と言われて物件を借金して買いました。数千万円の大きな借金というリスクを詐欺師は月1,2万といって詳しい仕組みを説明しません。おかげで購入にフラット35を利用してしまい、返還を求められています。この音声とは別の業者と同じようなトラブルを抱えています。賃料は入らないのに、借金の即時返済を求められているんです。このままでは自己破産するしかない状態です。ぜひ世間の方々に伝えてください。借金してまで、わからないものに手を出してはいけないんです。お願いします。」

    もう既に同じような被害にあってしまった人は、被害者団体に相談してみることをお勧めします。投資は自己責任ですが、詐欺は犯罪です。詐欺と闘うための方法を教えてくれ、力になってくれるかもしれません。

    関連リンク
     Youtubeチャンネル ガルスTV
     AF被害者同盟

    投資と詐欺編集部
    投資と詐欺編集部
    「投資と詐欺」編集部です。かつては一部の富裕層や専門家だけが行う特別な活動だった投資ですが、今では一般の消費者にも未来の自分の生活を守るためにチャレンジしなくてはいけない必須科目になりました。「投資は自己責任」とよく言われるのですが、人を騙す詐欺事件は後を絶ちません。消費者が身を守りながら将来の生活に備えるための情報発信を行なっていきます。

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