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    投資と詐欺編集部 - ページ 10

    「投資と詐欺」編集部です。かつては一部の富裕層や専門家だけが行う特別な活動だった投資ですが、今では一般の消費者にも未来の自分の生活を守るためにチャレンジしなくてはいけない必須科目になりました。「投資は自己責任」とよく言われるのですが、人を騙す詐欺事件は後を絶ちません。消費者が身を守りながら将来の生活に備えるための情報発信を行なっていきます。
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    何故ステラルーメンが高騰したのか?3つの理由を解説

    暗号通貨界隈では、一度価格高騰して、その後価格が下落した通貨はもオワコンとみなされています。価格が上がったとしても過去に高値掴みした保有者が売り圧力として立ち塞がるので、相場が安定しない上に、新しい通貨がどんどん登場しているからです。そんな中、2024年11月24日にステラルーメン(XLM)は400%以上の価格高騰をみせました。その原因はなんでしょうか?

    暗号通貨詐欺のリアル

    2024年11月、暗号通貨の価格相場が大きく上昇を始めています。ですがこんな時にこそ、詐欺に注意が必要です。X上で注意喚起を行う「しーさん」(@re_menkabu)は自身の体験を率直に語っています。

    スルガ銀行による「スラップ訴訟」 被害者団体が記者会見で批判

    スルガ銀行は、SI被害者同盟のメンバーらが行った本店前でのデモ活動や株主総会での発言等を「業務妨害・名誉毀損」として、SI同盟幹部や一般社団法人Reborns代表などに対して差し止めと損害賠償を求めて裁判を起こしました。その第二回目の法廷が2024年11月21日に行われ、同じ日にスルガ銀行の不正融資被害者団体「SI被害者同盟」の弁護団は東京都内で記者会見を開きました。

    裁判で明らかになったスルガ銀行の不正な融資の実態

    2024年10月28日、大阪地方裁判所ではスルガ銀行不正融資の実態に迫る裁判が行われていました。投資と詐欺編集部では実際に傍聴を行い生々しいやり取りを直接耳にしました。ここでは記者の取材メモを元に裁判の一部始終をお届けします。 裁判の概要 この裁判はC氏がスルガ銀行を相手取り書類改ざんや不透明な融資契約を結んだことに対する賠償を求める裁判です。裁判所にはスルガ銀行の販売チャネルとして不動産を販売した不動産会社の社長A氏、スルガ銀行の営業担当として融資に関わったB氏、被害者のC氏が出廷し、弁護士からの質問に答えて証言しました。公の場で典型的なスルガ銀行不正融資事件の詳細が明らかになることになりました。 スルガ銀行不正融資に関する主要な質疑応答 1. ノルマと融資審査に関する証言 A氏は事前に提出された資料の中で、スルガ銀行には営業目標があり、その目標に沿って不動産会社にはノルマと物件があてがわれたと述べていました。原告代理人の五十嵐弁護士が「銀行のノルマとはどういう意味ですか?」と尋ねたのに対し、証人のA氏は「(スルガ銀行の)各支店それぞれ売り上げ、貸付残高を増やしていくノルマがありました。新規融資の月のノルマです」と証言しています。 さらに五十嵐弁護士が「なぜ1ヶ月前という記憶があるのですか?」と質問すると、A氏は「1ヶ月ぐらいで商談をまとめないと物件が他社に取られてしまうということが一点と、私たちにもノルマがありましたし、スルガ銀行にもノルマがありました」と回答しています。 ノルマによって強いプレッシャーがあったことが窺い知れます。 2. 書類偽造に関する証言 五十嵐弁護士が「空室保証100%という記載がありますが、これは実際にA氏が代表を務める不動産会社が行っていたのですか?」と質問したのに対し、A氏は「いいえ、行っていません」と答えました。続けて「Cさんはこの空室保証契約書を知っていましたか?」という質問に対し、「知りません。当社が勝手にCさんの印鑑を使って捺印しました」と証言しています。 さらに五十嵐弁護士が「スルガ銀行が物件の評価額を高くするために、空室保証契約書を作らせたということですか?」と尋ねると、A氏は「はい。スルガ銀行から空室保証契約書をエビデンスとして作るよう指示がありました」と証言しました。 3. 自己資金に関する虚偽説明 五十嵐弁護士が「準備書類には現金が必要だと書いてありますが、実際の説明と矛盾しませんか?」と質問すると、A氏は「その部分については、『実質自己資金は必要ありません』と説明しました」と証言しています。 この点について、五十嵐弁護士が「書類上は必要な資金があるように見せながら、実際は不要だと説明したということですね?」と確認すると、A氏は「はい」と認めています。 4. 通帳偽造に関する証言 弁護人が「通帳の偽造について、かなり巧妙にされていますが、これは誰が行っていたのですか?」と質問したのに対し、A氏は「詳細にはわかりませんが、業者に依頼していたと思います。スルガ銀行も含めて相談して紹介してもらっていたようです」と証言しました。 銀行が関与して巧妙な私文書偽造を行っていたという証言です。 5. 銀行職員の関与 五十嵐弁護士が録音記録を示しながら「当時のスルガ銀行の役職者がエビデンス改ざんとか、みんな関わってた」というA氏の発言について質問すると、A氏はこれを認めました。 さらに、五十嵐弁護士が「A氏が通帳のエビデンスを提出してスルガ銀行に間違いを指摘されることもあった」という点について尋ねると、A氏は「はい」と認め、「正しく偽造するように直させる」という趣旨の証言をしています。 偽造はスルガ銀行が主導でスルガ銀行の営業ノルマを達成するために、組織ぐるみで行われていた様子が伝わってきます。 6. 二重契約の存在 スルガ銀行はC氏の融資契約の際に、同じ日付で契約金額の異なる二つの契約書を作成していました。五十嵐弁護士が「同じ日付で契約金額の異なる二つの契約書を作成した理由は何ですか?」とA氏に質問すると、A氏は実際の取引額(3億3,161万円)と表向きの金額(3億7,300万円)の差異について、頭金を不要とするために、表向きの金額で契約書を作成し、そののち、実際の取引金額に修正した契約書を用意したと説明し、これがスルガ銀行立ち合いのもと、合意の下で行われていたことを認めています。 物件金額の100%融資にあたるフルローンは実施しないというスルガ銀行の内規を守りながらも、2通契約書を作成し「変更した」体裁をとることで実質的にフルローン融資をしていたということが示唆されています。 7. 損害賠償に関する証言 弁護士がA氏に「Cさんに対して損害賠償はされたのですか?」と質問すると、A氏は「はい。話し合って可能な限りの範囲で清算しました。1,000万円前後は支払いました」と証言しています。こうした不動産会社がスルガ銀行不正融資問題に際して訴えられ、被害者に実質的に負けるケースは、水面下では珍しくなく、その多くが和解となるため表に出てきません。今回スルガ銀行を相手取った裁判だからこそこうした実態が公の目にさらされることになりました。 結論 これらの質疑応答から、スルガ銀行による不正融資は以下の特徴を持っていたことが明らかになっています: ノルマ達成のための組織的な不正融資の推進 銀行職員の積極的な関与による書類偽造の指示 自己資金要件の意図的な回避 複数の関係者による組織的な偽装工作 被害者への説明義務違反 二重契約による融資額の水増し これらの証言は、スルガ銀行による不正融資が単なる末端職員による不正ではなく、組織的な違法行為であったことを示唆しています。

    3年で500億円が消えた船井電機騒動の教訓

    3年で500億円が消えた、、、そう聞くとこの騒動の怖さが伝わってくると思います。2024年10月に船井電機が破産し、約2000名の社員が解雇されました。2000人とその家族に大きな影響があったわけですが、SNS界隈では船井は「半グレの餌食にあった」とまことしやかに噂されています。

    スルガ銀行不正融資事件で被害者救済活動を続けてきた冨谷氏がれいわ新選組から衆院選に出馬を表明

    スルガ銀行の不正融資被害者が9月に沼津で行ったデモは、いままでのスルガ銀行の蛮行を非難し問題への意識を高める趣旨だけではなく、詐欺被害全般や消費税のように人をだまして制度を改変する政治への非難を含むすこし毛色が異なる主張が行われていた。そのデモでも演説を行っていた冨谷皐介(とみたにこうすけ)氏が静岡で、れいわ新撰組から衆院選に出馬することを表明した。(写真は2024年9月のスルガ銀行不正融資被害者による沼津デモの際の冨谷氏)

    インド株投資の魅力と落とし穴の回避方法

    インド株投資の魅力は、成長市場としてのポテンシャルが高い点にあります。インド株式市場の成長率は過去20年間で非常に顕著でした。特にインドの主要株価指数「Nifty 50」や「SENSEX」は2000年代から2020年代にかけて年平均10%前後の成長を遂げています。2003年から2023年の間に、SENSEXは約6倍に増加し、特に2008年の金融危機後や2020年のパンデミック後には急速な回復と成長を見せました。これにより、インドは成長市場として世界中の投資家に注目されています。

    投資としての宗教法人M&Aはアリかナシか

    宗教法人は数が少ないものの、企業のM&Aと同じで売買可能です。宗教者だけではなく一般の投資家でも業者を通じて購入が可能であるようです。購入することで、宗教法人の持つ税制面での優遇措置を得ることや寺院が保有する文化、宗教上の財産を継承することができます。

    「国民は消費税詐欺の被害者」政治的なアプローチでも詐欺事件への注意喚起を図る被害者団体のデモを密着取材

    2024年9月29日日曜日、スルガ銀行不正融資被害者同盟は沼津でデモを行いました。200名以上が参加していたデモでしたが、今回のデモは狙いがスルガ銀行の不正融資被害の存在を訴え掛けるものだけではなく、スルガ銀行による被害者団体への反撃があったことへの言及がありました。またそうした大企業のおごりを許す政治への疑問と闘う必要性にも触れられていました。

    観光地以外の地方に広がる民泊の可能性

    地方での宿泊施設といえば、観光地に近い場所やリゾート地でのみ需要があると考えられがちです。しかし、近年では観光地でなくとも宿泊事業で成功する「おこもり型民泊」が注目されています。これまで「観光資源がない」「集客が難しい」とされたエリアでも、特定のテーマに特化した民泊が新たなビジネスチャンスを生み出しているのです。

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