不動産投資詐欺
金融庁がスルガ銀行に営業停止を命じた日
2018年10月5日は金融庁がスルガ銀行に営業停止を命じた日です。スルガ銀行はシェアハウス、アパート、マンションといった収益用不動産を購入するための個人向け不動産ローンで1兆円の貸し出し規模をほこるなど隆盛を誇っていたのですが、2018年1月にシェアハウスかぼちゃの馬車を運営するスマートデイズの経営破綻で大きな不良債権化のリスクにさらされました。この事件をきっかけにスルガ銀行は金融庁から厳しく指導を受け、半年にも及ぶ営業停止処分を受けることになりました。この記事では、金融庁の営業停止処分を取り上げながら、背景や経緯、金融庁がスルガ銀行に迫った内容を取り上げていきます。
住宅用ローンを悪用して投資用不動産ローンとして借りさせる「アルヒスキーム」の闇と戦う被害者団体が発足
アルヒ・フラット35不正融資事件は、悪質な不動産業者に騙された消費者が、投資用不動産を購入する際に、投資用には使ってはいけない住宅用ローンでお金を借りて不動産を買うように誘導されます。その結果、契約違反者として一括返済をもとめられ、物件を処分しても負債が残り、経済的に困窮してしまうという悪質な事件です。