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節約して投資の原資を作る

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FIRE(Financial Independenc, Retire Early:経済的自由を得て早期リタイヤする)を実行に移そうとする際に、運用する原資を早く作れば早くFIREを実現できます。原資を早く積み立てるためには、積み立てる金額を増やすことが必要です。

積み立てる金額を増やすには、投資で稼ぐか、収入を増やして積み立てる金額を増やすか、コストを削って積み立てる金額を増やすかの3つの方法が考えられます。

投資でより稼ぐ

積み立てる金額を投資で増やすためには、高利回りの投資に資金を回すことが必要です。こちらは4%以上の利回りが期待できる運用方法を選ぶことで対応できます。高利回りの投資にはリスクがつきものです。例えば30%の利回りが期待できる投資信託の銘柄があるとしても、その銘柄に集中投資せずに一定金額は安全性の高い銘柄で運用することをお勧めしておきます。投資にはリスクがつきものです。一点集中することで、大きな損失を被ってしまう可能性もあるためです。

副業をして収入を増やす

収入を増やして積み立てる金額を増やす方法は、無理をせずに継続できることが重要です。1日だけできればよい、1週間だけできればよいというものではなく、継続して積立金額を増やしてい金蹴れば効果が限定的であるためです。体力を削って無理をして、翌月にはもう継続できないというようにならないように段階的に取り組んでいくことが必要になります。

生活費を削減して投資に回す(例えば住宅購入)

コストを削減してその分投資に回すという考え方は、生活のレベルを落とさなくても実現可能です。例えば家賃10万円のマンションに住んでいる人は、同レベルの中古マンションの購入を検討してみてください。35年ローンで購入できる場合、月額の返済費用が3万円~5万円程度に抑えることが可能な場合があります。管理費と修繕積立金、税金を含めても月額1万から3万円程度、住居にかかわる支出を抑えることができるかもしれません。

新居を選ぶ手間、引っ越しなどは大きな負担になるかもしれません。ですが住居を購入して、引っ越すことで、仕事を追加しなくても生活費が削減でき投資に回すことができる資金が捻出できるかもしれません。ここで注意しなくてはいけないことは、生活レベルを上げる夢を持ちすぎないことです。どうしてもマンションを見ていると新築マンションの中でもよりグレードが高いものに目が行きがちです。住宅用の低金利で長期の融資を受けて住居費を落とす節約のための購入を行うと強く意識しておく必要があります。

住んでいるエリアによってはマンションではなく、修繕積立金や管理費がかからない一戸建ての方が有利なケースもあります。

収入を増やすよりも支出を下げる方が簡単かも?

いま賃貸住宅の場合は、住宅購入も真剣に検討してみてください。長期で金利が安い状態が日本では続いていますが、経済政策によっては今後も継続されるかどうかを保証されたものではありません。インフレが始まれば家賃も上がっていくリスクがあります。固定金利で住宅を購入しておけばインフレ対策にもなります。サラリーマンでも自営業者でも住宅ローンを組むことができます。収入を増やすために血眼になるよりも自分で管理できる支出を削減することで余剰資金を生み出すほうが容易な場合には積極的に活用していきたい手段です。

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「投資と詐欺」編集部です。かつては一部の富裕層や専門家だけが行う特別な活動だった投資ですが、今では一般の消費者にも未来の自分の生活を守るためにチャレンジしなくてはいけない必須科目になりました。「投資は自己責任」とよく言われるのですが、人を騙す詐欺事件は後を絶ちません。消費者が身を守りながら将来の生活に備えるための情報発信を行なっていきます。

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