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    日本の高配当株を狙え!驚きの年利18%越えの高配当株が登場!!

    ほぼ毎週投資と詐欺編集部では投資対象として面白い株の情報が話題に上がり、熱い議論がかわされます。世界が不安定になればなるほど、株式のボラティリティは上がるわけで、個別銘柄の良さと相場感の乖離にチャンスが生まれるから面白いんです!

    さて、11月に入りましたが、今日は2つの銘柄に関して紹介したいと思います。高配当が突き抜けた水準になっている日本郵船と円安で業績が爆上げしているJTです。

    日本郵船が驚きの年利18%越え

    年利18%というと、築古ボロ物件の表面利回りを見ているような水準ですが、実は日本を代表する海運大手、日本郵船の配当利回りが18%を超えています。

    日本郵船は予想配当利回りが18%を超えた!

    背景としてあるのは、海運バブルです。コロナ禍で大きく世界の物流が混乱しましたが、いまは回復基調にあるなか、世界中で船が足りません。未曽有の海運バブルで世界中の海運業者は非常に好調な業績を収めています。

    海運バブルで2020年から大きく株価を伸ばした日本郵船

    好業績で株価も伸びていますが、配当金額も一株あたり500円台をマークするなど高水準。来年以降、海運バブルが沈静化する見込みなので、長期的にはこの水準を維持することはないでしょうが、短期的に配当金を狙いたい人には、仕込み時を探ってみても面白いのではないでしょうか。

    リスクポイントとしては、株価が予想以上に下がると、配当金をもらっても赤字になってしまうというリスクがあります。年2回配当金がある日本郵船ですが、6月に確定するので、そのあとである7月は株価も下落しました。一株3300円台だった株価がいまでは2600円台。7月に購入していた人は、配当10%を当て込んで日本郵船株を購入したと思います。その利回りが18%に跳ね上がったということは株価が大きく下がっているということです。2019年のコロナ前の水準が1000円台なので、海運バブルが終わるとこの水準まで下落する可能性もあります。景気全体としては不況に傾いていきそうな市場の空気の中で、果たして高配当に飛びついてよいのか、冷静な判断も必要になってくるでしょう。

    配当利回りは、配当額÷株価です。株価が下がれば配当利回りは上がります。みんなが売るときに株価が下がります。でも実は、そんな時こそ投資のタイミングかもしれません。

    もっと上昇トレンドにある高配当株はないの?

    高配当銘柄でFIREに憧れて探し始めた配当がよい株式銘柄ですが、いまのトレンドにのっかっていける銘柄がないかという観点で見つけたのが、JT(日本たばこ産業)です。たばこが嫌いな人には向いていない株かもしれませんが、実は斜陽のたばこ産業以外の新規事業にも前向きで、農業や食品、バイオ分野にも展開している優良企業なんです。

    そんなJTは輸出にも力を入れているので、円安になると業績が上がる銘柄です。JTは通期営業益6490億円に上方修正をくわえると発表しています。円安を追い風に約1000億円上乗せという大幅なアップに株価もあがっていますね。「円安トレンドは急には改善しないことを考えると、購入を検討してもよい銘柄かも、、」と編集部内でも購入を検討する匂わせをするメンバーもでたのでした。株主優待ではお米も届くそうですし、「小麦がだめならお米をたべればいいじゃない」という方にはお勧めなのかもしれません。

    とはいえ、北朝鮮はミサイルをたくさん発射していますし、ウクライナ紛争の先行きは、見えません。中国も政権内での交代劇がありそうですし、台湾有事の可能性はまだまだ健在。円安は追い風ですが、世界情勢は混沌としており、買いの一択といえるかどうかはわからない状況です。

    それでも配当利回りが良い株は4%以上が目安と言われている中で、6%台を出しているのは優良といえるでしょう。短期から中期の保有株としてはいい線をいっているのかも?

    投資と詐欺編集部
    投資と詐欺編集部
    「投資と詐欺」編集部です。かつては一部の富裕層や専門家だけが行う特別な活動だった投資ですが、今では一般の消費者にも未来の自分の生活を守るためにチャレンジしなくてはいけない必須科目になりました。「投資は自己責任」とよく言われるのですが、人を騙す詐欺事件は後を絶ちません。消費者が身を守りながら将来の生活に備えるための情報発信を行なっていきます。

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