Home 投資を学ぶ 仮想通貨 暗号通貨総崩れはまだ続く?6月13日は赤く染まった。

暗号通貨総崩れはまだ続く?6月13日は赤く染まった。

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仮想通貨は総崩れの様相。そんな中でも人気が衰えない通貨も。

6月13日、米の景気不安は暗号通貨を直撃。4時間ごとに10%近く下がる総崩れ相場となりました。暗号通貨のポータルサイトの一つcoin360は、市場シェアと価格変動を図で示したデザインで多くの投資家に利用されているのですが、画面を見てもわかるようにステーブルコイン以外はほぼ全面的に下落を示す赤色に染まっている状況です。

イーサリアム系の中でもステーブルコインは価格維持

coin360は、暗号通貨をいくつかのカテゴリにグルーピングしていますが、イーサリアムと関連の深いイーサリアム系の通貨は緑色(価格を維持または上昇)させている通貨も点在しています。

USDC、DAI、LEO、MANA、TUSD、USDP、GUSD、CTX、XDBなどは価格を維持できているようですね。ステーブルコイン(米ドルなどに価格を連動させている通貨)や、将来性だけではなく実ビジネスと連携している通貨は安定する傾向にあるので、いま強い暗号通貨を見つける機会にしてみてはいかがでしょうか。

POS系暗号通貨も影響を受ける

PoS(プルーフ・オブ・ステーク)による合意形成を採用している暗号通貨は、ステーキングやマスターノードという形で、一定量の暗号通貨をシステム上でロックし、一定期間売却や口座移動させない仕組みを取り入れています。そのため比較的価格変動に耐性があるはずです、下落相場に引きずられ価格を落とす暗号通貨も多く見られます。そんな中でも、LUNC、NRG、PIE、BAN、などの通貨は緑色を維持していました。人気が低く売り買いが少なかった(売りたかったが売れなかった)可能性もあるのですが、資金を入れている投資家には、下落幅の少なさは安心材料になっていたことでしょう。

暗号通貨は毎年50%以上の価格下落を経験する値動きの大きな市場。価格下落時に儲ける投資家もいるでしょうが、そこまで投資的な手法に精通していない一般投資家にとっては下落相場は仕込みの時期です!現物取引で臨めば、投資金額以上の損はないわけです。また値動きが激しい市場は、市場全体として右肩上がりの相場である場合、仕込みを行わないことが数年後の損につながるかもしれない、とかんがえて攻めることも考えていきましょう。

買いを入れる場合は、長期保有を視野にいれたうえで、段階的に資金を入れることが有効です。相場を読み切って最適なタイミングで購入や売却ができる優れた市場観を持っている投資家であれば、一気に資金をいれたり出したりするほうがよいでしょう。ですが、一般人を自認する方は、手持ちに余剰資金を常に残しつつ、何回かにわけて購入や売却を行うようにこころがけたほうがよい、と言われています。

特に下落相場で買い増しを行うことで、最低開始金額が決まっている暗号通貨の必要額を調達すれば、ステーキングやマスターノードとして投資をおこなうことができます。一定期間寝かせることで保有高を増やすことができるので、相場が回復したタイミングでは、一層のリターンを期待できます。あくまで精神的に許容できる範囲での取り組みに抑え、冷静な中長期投資を行いたいものです。

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