スルガ銀行役員訴訟-元行員が語る営業ノルマ達成のため書類改ざん常態化(W氏)
スルガ銀行の不正融資問題に関する役員責任追及訴訟が今も続いている。2024年にも複数の承認が法廷に立つことになる。2024年1月19日には、2005年から首都圏と札幌の拠点でアパートローンの営業を担当していた元行員のW氏が証人として出廷。W氏は、厳しい営業ノルマを背景に、顧客の収入を水増しした書類の改ざんなどの不正な融資が常態化していた実態を証言した。
スルガ銀行役員訴訟ー営業に形骸化させられた審査部門の長(M氏)
スルガ銀行とスルガ銀銀行旧役員陣との熾烈な法廷バトル。
2023年12月より続々と証言台に立つ当時の関係者たち。
当日、実際に参加した方々から得た証言や裁判資料をもとに記事にしてみました。
もし事実と相違がある場合はご指摘願いたい。
今回の記事は審査部門長のM氏である。
スルガ銀行は、2018年1月に大きく社会問題化したシェアハウス関連融資の問題を受け、社内で調査を行うだけではなく、監査法人や弁護士法人による第三者委員会を設置。事実関係の調査と原因究明を行い結果を公表しました。その結果をまとめた調査報告書はスルガ銀行第三者委員会報告と呼ばれています。その概要は以下の通りです。
不動産1棟モノ投資でサブリースを結ぶべき?後悔しがちなポイントを事前にチェック!
サブリース契約を結んだ賃貸大家業を営む投資家がサブリース業者とトラブルになるケースは少なくありません。サブリースでリスクヘッジしたはずなのに、トラブルが起こってしまうというのはどういう事態なのでしょうか。本記事ではサブリース契約の締結後の賃料減額や運営トラブルが発生するリスクなどに関して解説していきます。
西山ファーム投資詐欺事件は、一般的な投資詐欺とは一線を画し、主に20代から30代の若者を対象にした巨額の被害を生んだ事件です。この事件による被害総額は約133億円に上り、主犯格と目される元西山ファーム副社長、山崎裕輔が中心となって実施されました。山崎容疑者は最終的にインドネシアで拘束され、日本に送還されることになりました。
佐賀県鳥栖市、出会い系サイト経由の暗号資産投資詐欺で4000万円被害
2024年11月23日に地元紙が報じたところによりますと、佐賀県鳥栖市の50代男性が、出会い系サイトで知り合った日本人女性を名乗る人物から暗号資産投資の話を持ち掛けられ、4000万円を騙し取られるという事件が発生しました。(写真はAIで生成したイメージ写真です)
能登半島地震に関連した投資詐欺や義援金等を装った詐欺にご注意!
金融庁のウェブサイトに掲載されている情報によると、2024年に発生した能登半島地震関連で、義援金などを装った詐欺に注意を呼びかけています。この地震による被害は石川県能登地方を中心に大規模かつ広範囲に及んでおり、被災者に対する同情の声やなにかしてあげたいという純粋な気持ちを持っている人は数多くいます。しかし詐欺師はそんな善意をお金を巻き上げる機会として狙っているようです。
FXで年間2000%以上のリターンを謳い5000人以上から700億円以上を集めたエクシアジャパン事件
近年話題になっているエクシアジャパン事件。名前を1度は聞いたことがある人もいるのではないでしょうか?
日本に必要不可欠な畜産業界では、過去に起きた大規模事件の豊田商事越えとも言われる大規模詐欺事件が日本で起こりました。通称、安愚楽牧場事件です。被害者は7万3,000人を超え、被害額も4,330億円を超えています。