STV NEWS NNNの報道によると2024年1月5日、北海道釧路市の50代男性が特殊詐欺の被害に遭い、1万2000円をだまし取られる事件が発生しました。
この詐欺の手口は以下の通りです:
- 男性は2023年12月初旬、SNSを通じて簡単なビジネスを指南すると名乗る人物と知り合いました。
- 詐欺師は、「SNSでアイコンをタップするとお金がたまり、いずれ出金できる」と偽のウェブサイトを紹介しました。
- 男性はアイコンをタップし続け、1万8000円の表示からタップできなくなりました。
- カスタマーセンターに問い合わせると、「3万円になればタップできる」と誘導され、差額分の1万2000円を指定の銀行口座に振り込みました。
- その後、アイコンをタップし続けると、今度は-5万円と表示され、再度カスタマーセンターに問い合わせた際に「大当たりです。5万円振り込めばVIP対応になります」と誘導されましたが、ここで詐欺であることに気づき、警察に通報しました。
警察は、SNSで知り合った相手などから現金を要求された場合は詐欺を疑い、応じずに警察相談専用電話「♯9110」に連絡するよう注意を呼びかけています。
この事件は、オンライン上でのやり取りを通じた詐欺の一例であり、特にゲーム感覚での
詐欺には注意が必要です。オンライン上の知り合いやビジネスの提案に対しては慎重に対応し、不審な点があればすぐに専門家や警察に相談することが重要です。また、金銭の要求が伴う場合は特に警戒し、疑問を持ったら信頼できる第三者に意見を求めることが肝要です。
このような詐欺は、被害者を混乱させるように設計されており、一見して合理的な提案のように見えることがあります。しかし、詐欺師は被害者の信頼を悪用し、金銭を騙し取ることが目的です。
致命的なリスクは避けて取れるリスクの範囲でチャレンジしよう
Tiktokやyoutube、InstagramなどSNSを経由して流れてくる動画コンテンツは非常に魅力的な稼ぎ方を提案してくれます。その中には本当に画期的なものもあれば、人を騙そうとする詐欺的な内容も含まれます。他の人が知らないことにこそビジネスチャンスがありますし、だれもがやっている取り組みでないからこそ稼げる可能性があります。ビジネスチャンスはそういう意味で、大きなリスクをはらんでいます。
残念ながら誰かに相談するとやめた方がよい、と言われることを取り組まなければお金を人よりも稼げないわけですが、自分が取れる範囲でのリスクで取り組みましょう。失敗しても騙されてもそれでも新しいことに挑戦し続けるためには、立ち直れない大きな痛手を負わないことが重要です。