目次
ローン詐欺とは
この記事でわかること
- ローン詐欺の主な4類型(架空物件・書類改ざん・架空融資手数料・過剰融資)と具体的手口がわかる
- スルガ銀行事件・アルヒフラット35事件など実際の被害事例と見分けるポイントがわかる
- 被害に遭った場合の相談先・法的対処法と返金請求の流れがわかる
ローン詐欺は架空融資・書類改ざん・過剰融資など手口が多様化し、年々被害が増加しています。不動産投資と組み合わせた悪質な事例はスルガ銀行事件で社会問題となりました。本記事では4つの類型別に手口・見分け方・被害時の対処法を整理します。
主な種類と手口
架空物件ローン型:存在しない、または著しく過大評価された不動産・物件のローンを組ませ、貸金業者と共謀して資金を橫領する。
書類改ざん型:収入・資産・勤務先を偽った書類でローン審査を通過させる。被害者と業者が共謀するケースと、業者が被害者の書類を無断で改ざんするケースがある。
架空融資手数料詐欺型:「審査なしで融資できる」「保証金を払えば低金利で借りられる」と称して手数料を騙し取り、融資は行われない。
過剰融資型:物件の実態価値を大幅に上回る融資を実行し、借主が過剰債務に陥るよう誘導する。
主な被害事例
- スルガ銀行不正融資事件:書類改ざんで実態価値を超える融資が橫行し、借主が巨額負債を抱えた事件
- アルヒフラット35を悪用した投資用不動産への住宅ローン転用詐欺
- 「ブラックでも通る」と称して手数料30万円を騙し取り、融資が実行されなかった事例
- 「低金利で借り換えできる」と言われ、実態は闇金融への乗り換えだった事例
見分けるポイント
- ✅ 「審査なし・即日融資」など通常のローン審査を無視した宣伝
- ✅ 「保証金・手数料の先払い」を融資前に要求する
- ✅ 収入や資産の水増しを求める業者
- ✅ 金融庁・財務局への登録が確認できない業者
- ✅ 物件価格と融資額のバランスが著しく不均衡
被害にあったら
- 弁護士・法テラス(0570-078374):過剰融資・詐欺的勧誘の取消・損害賠償
- 消費生活センター(188):相談窓口
- 金融庁(0570-016811):無登録業者の通報
- 警察(#9110):詐欺・書類偽造の被害屆
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用語集
- 架空融資手数料詐欺
- 「保証金を払えば融資可能」と偽り手数料だけ騙し取り、実際には融資しない詐欺手口。
- 書類改ざん型ローン詐欺
- 収入証明や勤務先情報を偽造してローン審査を不正に通過させる手口。業者主導の場合が多い。
- 過剰融資
- 物件の実態価値を大幅に超える融資を実行し、借主を返済不能な過剰債務に陥らせる行為。
- スルガ銀行不正融資事件
- 投資用不動産向け融資で組織的に審査書類を改ざんし、多数の借主に過剰融資を行った事件。